こんにちは。福岡読書会です!
今日の福岡も暑かったですね。
まだ5月だというのに。。。
私事ではございますが、試験勉強に明け暮れた5月。
試験も一段落し、ゆっくりと本を読むことができると喜んでいます(笑)
「不動心/松井秀喜」
最近とてもお世話になっている人から、
「私はこの本から学びました」
と教えていただいたので、さっそく読みました。
実は大学生のときに一度読んでいます。
当時から現在に至るまでの経験があったからこそ、読み直すと感銘を受けるところがたくさんありました。
本書では、
「松井秀喜はなにを考え、どう乗り越えてきたか。」
が書かれています。
今回はその中で最も感銘を受けたことを紹介します。
松井さんが大切にする言葉に、
「人間万事塞翁が馬」
があります。
お父様からよくかけられた言葉だそうですが、いつも意識して行動しているそうです。
その言葉の大切さを再認識したのは、左手首を骨折したとき。
野球選手にとって、ケガは選手生命を脅かす最も危険なものです。
骨折したときは、いつも気丈に振る舞う松井さんでさえ、さすがに恐怖心を抱きました。
でもそんな松井さんを支えたのは、
「人間万事塞翁が馬」
という言葉。
骨折してよかったと言える日を思い描いて、努力をされたそうです。
結果的に、ケガのおかげで色んなことに気づき、学ばれ、その後の野球人生に良い影響を与えました。
でもそれは、それを試練だと思い、何か意味があると信じて一生懸命努力したからこそ。
まさしく不動心とはこのことですね、
自分が逆境に立たされたとき、何を思うかで未来は大きく変わる。
何があっても絶望せずに、前を見て突き進んで行く大切さ。
私はこの本をそう学びました。
みなさんは自分にとって良くないことが起こったとき、どう対処していますか?
「ピンチは常に勝機になりうる」
私はそれがこれからの自分にとって必要なものだったと信じて行動していきたいです。
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